労働組合って何するところ?

労働組合とは?

すべては「雇用の確保と労働条件の維持向上」の為に私たち労働者が、安心・安全・健康に働く権利や労働者の立場を守るために、労働者の仲間同士で集まってつくった団体が「労働組合」です。
(株)ヤマナカで働く皆さんにとって、
「毎日、決まった日にちに、働いた時間分の給料がきちんと支払われる」
「地域で決まった最低賃金が守られる」
「契約で約束した内容が守られる」
…といったことは、ごく当たり前のことだと思うかもしれませんが、守られない社会も世の中には決して少なくありません。

経営者(雇用主)と従業員(労働者)の関係は?

雇われる立場の従業員と、雇う立場の経営者では、経営者の方が優位に立っています。経営者は従業員個人の意見に耳を傾けることは義務づけられていません。
もし、あなた(従業員)ひとりで自分の労働条件や職場環境を今より良くしたいと経営者に交渉したいと思っても、経営者は交渉に応じる義務はないのです。
それでは私たち従業員が「安心・安全・健康に働く」ことが守られません。
一人のままでは弱い立場の従業員同士が集まって「労働組合」をつくるのです!!
労働組合の存在と活動は、憲法と労働法で認められ保障されています。

★労働組合には経営者と対等に交渉する権利があります。
★経営者は労働組合の交渉に応じる義務があります。

労働組合は、経営者と対等に交渉する権利を利用することで、自分たちの働く場を守り、働く上での条件や環境をより良くするための活動を行っています。
※月に一回程度、労働組合と会社との間で、「労使協議会」や「経営協議会」を実施し、課題について情報交換、解決に向けた協議を進めております。

労働組合は、会社の内部組織ではない独立した組織です。
いち個人の従業員ではなく、従業員代表として、経営者と対等に交渉できます。